- 資格取得 介護職員初任者研修
- 年代・性別 20代女性
- 受講中の状況 働きながら受講
- 現在の職種 介護事務
介助者でなくても役に立つ!自信を持って仕事ができるように
私はサービス付き高齢者向け住宅で介護事務をしています。主に介護報酬の請求業務や、来客応対、入居されている高齢者の方の窓口応対などをしています。
初任者研修を取得しようと思ったのは、入居者さんの車いすの操作方法が分からなかったことがきっかけでした。当時は介護に関する知識をほとんど持たず働いていたため、簡単な車椅子の操作(要介護者が立ち上がる際にブレーキをかけ、フットレストを上げてから立ち上がってもらうなど)でさえ操作方法を知りませんでした。そのため、入居者さんと話しているときにいつもと違う動きをされるだけで、なにか対応できないことが起こるのではないか・・・とそわそわし不安な時間を過ごす場面がありました。
講座カリキュラムの中では、実際に車椅子を使い、自分が乗って要介護者の体験をする時間があったのですが、乗っている側が心地良く感じる運転操作や、介助の仕方が学べ、今ではとても役に立っています。職場で入居者さんの介助をすることはほとんどありませんが、いざというときのことを思うと以前より不安はかなり軽くなりました。
また講座では介護される方や、そのご家族さんの心情を教えていただいたり、想像する時間もあったのですが、それらも今の介護事務という仕事にとても活かせています。
余生を過ごす場所で、入居者さんにどう寄り添っていけばいいのか、どういった声掛けをすればいいのか、改めて考え直すきっかけとなりました。
直接介助をすることはほとんどないですが、この講座を受講して介護に対する心構えなど根幹的な部分を学ぶことができたと感じています。